SECTION 01
意思決定の前提what to drop, where to concentrate
PoCは「新規/既存」×「短期/中長期」の4象限で施策を持つ。今回は短期の成果創出が最優先。中長期は"捨てる"のでなく、7月末の意思決定からは一旦外し、短期に効く手へ集中する。
最重要指標
7月末までに「再来店(=購入)」の数字を動かす
意思決定の型
中長期施策は今回いったん保留し、短期で効く手に集中する
共通の前提
方針転換はテンテンさんとの合意形成が条件
SECTION 02
いま詰まっている場所where the funnel breaks
配信のタップ(反応)は取れているが、その先の「来店」に転換していない。コンテンツ文面の微調整ではなく、出口(来店 or EC購入)と動機そのものを設計し直す局面。
論点の再定義:「反応の良い/悪いコンテンツ」の最適化ではなく、来店動機のデザインと、来店 or EC という出口の設計を差し替えるのが今回の勝負所。4案はいずれもこの詰まりへの打ち手。
SECTION 03
施策切り替え 4案four moves on the table
案 01 / 来店動機の転換
クーポン利用 → イベント参加へ
来店の理由を「割引」ではなく「体験(イベント)」に切り替え、その案内をわんママLINEで配信する。
議論・結論
いい方向。勝負はイベントの企画内容とどう案内するかのゲーム。午後の打ち合わせで合意形成する。
詰めるべき論点
- 来店の理由になるイベント企画の質
- LINEでの案内〜参加までの導線
案 02 / EC・まとめ売り
必需品を「まとめて」ECで打ち出す
商品を1つずつ出すのは意味が薄い。赤ちゃん本舗の「生まれたらこれだけは準備しよう」のように、必需品をまとめて提案する。テンテンさん合意次第で実行。
議論・結論
まとめ必需品は店頭で既に実施済み。ただし必需品は売っていてもセミ必需品(あってまじで良かった系)は未販売で、ここに販売余地。
詰めるべき論点
- どの商品・どんなラインナップか
- 店頭優位を、デジマ(LINE)でどう魅せて超えるか
- お迎え時点の人に限定 → 即効性がどこまで出るか
案 03 / コンテンツ形式
文面配信 → 動画配信を追加
配信コンテンツを文面だけでなく動画でも届ける。
議論・結論
ゼロから作らず、いま配信している母数×転換率の高い配信内容を、動画でアップデートする形で実装する。
詰めるべき論点
- どの高転換配信を動画化するか(対象選定)
- 制作コストと効果のバランス(軽く始める)
案 04 / 出口の切替
来店案内 → EC(オンライン購入)誘導へ
先日決めた「来店案内」ではなく、いま配信している母数×転換率の高い配信のCTAを、来店誘導からオンライン購入誘導へ差し替える。
議論・結論
既存の勝ちパターン配信の出口だけを付け替えるため、母数と転換をそのまま活かせる。
CVRを左右する論点
- その商品がAmazonで売っていないこと
- Amazonで買うよりメリットがある状態にすること
- サイト内の充実度でCVRが大きく変わる
SECTION 04
ECをどう勝たせるか(案02・案04の核心)why EC can or cannot win
案02(新しいまとめ商品をECで)と案04(既存配信のCTAをECへ)は、どちらも「自社ECがAmazon等と比べて選ばれる状態か」に成否が集約される。ここがCVRを大きく左右する。
案02:まとめ売りの狙いどころ
必需品は店頭で押さえ済み。狙うのはセミ必需品=「あって助かる」系。店頭でも取りこぼしており、まとめて提案すればデジマで新規販売できる余地がある。ただし対象がお迎え時点に限定され母数が小さいのが弱み。
案04:CTA切替の狙いどころ
既存の高転換配信の母数をそのまま活用できるのが強み。実装はCTA差し替えで軽い一方、成果は自社ECサイトの作り込み(上の3条件)に全面依存する。
まとめ:EC系2案は「配信の打ち手」より「自社ECサイトが勝てる状態か」が本丸。3条件(非Amazon・購入メリット・サイト充実度)を満たせるかを先に見極めないと、CVRは伸びない。
SECTION 05
意思決定マトリクスshort-term fit
7月末の短期成果という軸で4案を評価。即効性・実装の軽さ・合意ハードル・インパクトで比較。
| 案 | 短期の即効性 | 実装の軽さ | 合意ハードル | 成果インパクト |
| 01 イベント参加へ転換 | 高 | 中(企画次第) | 低(午後合意予定) | 高 |
| 02 EC・必需品まとめ売り | 低〜中 | 重(商品設計) | 高 | 中(母数限定) |
| 03 動画コンテンツ追加 | 中 | 軽(既存の差し込み) | 低 | 中(上乗せ) |
| 04 CTAをEC誘導へ切替 | 中〜高 | CTAは軽・EC依存 | 中 | 中〜高(CVR次第) |
SECTION 06
短期成果への効き方(ポジショニング)speed × impact
横軸=着手スピード(右ほど速い)、縦軸=短期インパクト(上ほど大きい)。右上ほど7月末に効く手。
即効性スコア(短期の効きやすさ)
示唆:短期の主役は案01(イベント/午後合意)。案03(動画)は軽いので既存配信の底上げとして並行着手。案04(CTA→EC)は母数を活かせるが自社ECの作り込みが前提。案02(EC必需品)は母数・即効性に不安があり検証・仕込み枠。