NOSEID POC / TEN-TEN — DISCUSSION MEMO

テンテンPoC 短期施策の切り替え

議事録が取れていなかったディスカッションの整理メモ。7月末までの短期成果が最重要指標。「来店につながっていない」詰まりに対し、いま何を捨て・何に集中するかを決める。施策切替4案とその論点を視覚化した。

共有先 澤嶋さん・カノンさん 目的 既存客売上(B)を短期で動かす 詰まり 配信→タップは取れるが「来店」に至らない 期限 2026年7月末
SECTION 01

意思決定の前提what to drop, where to concentrate

PoCは「新規/既存」×「短期/中長期」の4象限で施策を持つ。今回は短期の成果創出が最優先。中長期は"捨てる"のでなく、7月末の意思決定からは一旦外し、短期に効く手へ集中する。

新規顧客 既存顧客 中長期で効く 短期で効く Instagram認知 ブランド育成 新規入荷LINE 探索型の取り込み 定期購入フロー 継続率の仕組み 今回のフォーカス 再来店を短期で動かす =施策切替4案
最重要指標
7月末までに「再来店(=購入)」の数字を動かす
意思決定の型
中長期施策は今回いったん保留し、短期で効く手に集中する
共通の前提
方針転換はテンテンさんとの合意形成が条件
SECTION 02

いま詰まっている場所where the funnel breaks

配信のタップ(反応)は取れているが、その先の「来店」に転換していない。コンテンツ文面の微調整ではなく、出口(来店 or EC購入)と動機そのものを設計し直す局面。

配信 わんママLINE タップ・反応 ここまでは取れている 出口A:来店 ← いまの詰まり(反応薄) 出口B:EC購入 案④で導線を切替(検証) 購入・成果 KPI:クーポン/CV
論点の再定義:「反応の良い/悪いコンテンツ」の最適化ではなく、来店動機のデザインと、来店 or EC という出口の設計を差し替えるのが今回の勝負所。4案はいずれもこの詰まりへの打ち手。
SECTION 03

施策切り替え 4案four moves on the table

案 01 / 来店動機の転換

クーポン利用 → イベント参加へ

来店の理由を「割引」ではなく「体験(イベント)」に切り替え、その案内をわんママLINEで配信する。
議論・結論 いい方向。勝負はイベントの企画内容どう案内するかのゲーム。午後の打ち合わせで合意形成する。
詰めるべき論点
  • 来店の理由になるイベント企画の質
  • LINEでの案内〜参加までの導線
案 02 / EC・まとめ売り

必需品を「まとめて」ECで打ち出す

商品を1つずつ出すのは意味が薄い。赤ちゃん本舗の「生まれたらこれだけは準備しよう」のように、必需品をまとめて提案する。テンテンさん合意次第で実行。
議論・結論 まとめ必需品は店頭で既に実施済み。ただし必需品は売っていてもセミ必需品(あってまじで良かった系)は未販売で、ここに販売余地。
詰めるべき論点
  • どの商品・どんなラインナップか
  • 店頭優位を、デジマ(LINE)でどう魅せて超えるか
  • お迎え時点の人に限定 → 即効性がどこまで出るか
案 03 / コンテンツ形式

文面配信 → 動画配信を追加

配信コンテンツを文面だけでなく動画でも届ける。
議論・結論 ゼロから作らず、いま配信している母数×転換率の高い配信内容を、動画でアップデートする形で実装する。
詰めるべき論点
  • どの高転換配信を動画化するか(対象選定)
  • 制作コストと効果のバランス(軽く始める)
案 04 / 出口の切替

来店案内 → EC(オンライン購入)誘導へ

先日決めた「来店案内」ではなく、いま配信している母数×転換率の高い配信のCTAを、来店誘導からオンライン購入誘導へ差し替える。
議論・結論 既存の勝ちパターン配信の出口だけを付け替えるため、母数と転換をそのまま活かせる。
CVRを左右する論点
  • その商品がAmazonで売っていないこと
  • Amazonで買うよりメリットがある状態にすること
  • サイト内の充実度でCVRが大きく変わる
SECTION 04

ECをどう勝たせるか(案02・案04の核心)why EC can or cannot win

案02(新しいまとめ商品をECで)と案04(既存配信のCTAをECへ)は、どちらも「自社ECがAmazon等と比べて選ばれる状態か」に成否が集約される。ここがCVRを大きく左右する。

自社ECが選ばれる3条件 ① Amazonで売っていない 比較・流出が起きない独自商品ラインナップ ② Amazonより買うメリットがある 価格・特典・その子専用提案などの優位性 ③ サイト内の充実度 情報量・導線・魅せ方でCVRが大幅に変わる 3条件が揃わないと、CTAをECに向けても数字は出ない

案02:まとめ売りの狙いどころ

必需品は店頭で押さえ済み。狙うのはセミ必需品=「あって助かる」系。店頭でも取りこぼしており、まとめて提案すればデジマで新規販売できる余地がある。ただし対象がお迎え時点に限定され母数が小さいのが弱み。

案04:CTA切替の狙いどころ

既存の高転換配信の母数をそのまま活用できるのが強み。実装はCTA差し替えで軽い一方、成果は自社ECサイトの作り込み(上の3条件)に全面依存する。
まとめ:EC系2案は「配信の打ち手」より「自社ECサイトが勝てる状態か」が本丸。3条件(非Amazon・購入メリット・サイト充実度)を満たせるかを先に見極めないと、CVRは伸びない。
SECTION 05

意思決定マトリクスshort-term fit

7月末の短期成果という軸で4案を評価。即効性・実装の軽さ・合意ハードル・インパクトで比較。

短期の即効性実装の軽さ合意ハードル成果インパクト
01 イベント参加へ転換中(企画次第)低(午後合意予定)
02 EC・必需品まとめ売り低〜中重(商品設計)中(母数限定)
03 動画コンテンツ追加軽(既存の差し込み)中(上乗せ)
04 CTAをEC誘導へ切替中〜高CTAは軽・EC依存中〜高(CVR次第)
SECTION 06

短期成果への効き方(ポジショニング)speed × impact

横軸=着手スピード(右ほど速い)、縦軸=短期インパクト(上ほど大きい)。右上ほど7月末に効く手。

短期で狙う領域 短期インパクト 着手スピード(速い →) 01 イベント 04 CTA→EC 03 動画 02 EC必需品
即効性スコア(短期の効きやすさ)
01 イベント
04 CTA→EC切替
中〜高
03 動画追加
02 EC必需品まとめ
低〜中
示唆:短期の主役は案01(イベント/午後合意)案03(動画)は軽いので既存配信の底上げとして並行着手。案04(CTA→EC)は母数を活かせるが自社ECの作り込みが前提。案02(EC必需品)は母数・即効性に不安があり検証・仕込み枠。
NoseID PoC / テン・テン様 — 2026-07-08 ディスカッション整理メモ(共有:澤嶋さん・カノンさん)